大阪の実家に帰ると、本棚にあるこの2冊をいつも読み返しています。
常に死と隣り合わせ。
明日生きているかどうかも
わからない。
そんな過酷なときを生きた乙女たちの物語です。
涙なくしては読めません。
平成・・・どこの国と戦っているわけではない。
永久にどこの国とも戦わないと誓った国に
暮らしているわたしたちですが。
死と隣り合わせだという子供たち、大人たちが
今現在、確かに存在していて
まるでこの『水筒』に登場する乙女たちのように
いつ使うかわからない手榴弾を、持ち歩いて生きている・・・
なんと残酷なことでしょうか。
「もうだめだ! コレを使うしかない!」
そう叫んで自らの命を絶つ乙女たちの姿が重なります。
「まだだめだ! 使うのは早い!」
「今はそのときではない!」
そう傍らで叫んであげたい。
もう少し先には・・・穏やかな救いの場所があるのだからと導いてあげたい。
『水筒』のラスト近くにもそんなシーンがあります。
ひとりでも多くの子供たち、大人たちが
その場所にたどり着くことができますようにと
心から祈りたい・・・そんな心境です。



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